経営者が安心して、そして笑顔になれるようにするためには、正確で適法な会計帳簿を提供し、経営判断に役立つ情報を迅速に届けることが大切です。
私たちが実践している経営方針の中心となる業務は、以下の3つです。
要点その1: 毎月必ず訪問すること
業績確認や経営相談はタイムリーでなければ効果がありません。毎月訪問することで、社長にとって頼りやすい存在になります。
要点その2: 経営者と一緒に「これからどうするか」を考える
ただ業績を振り返るだけでは満足されません。実績に基づいて将来の予測を立て、今後どうすべきかを一緒に考えることが大切です。社長の期待を超える助言を通じて、貢献できる瞬間を作ります。
要点その3: 正確な会計帳簿の作成指導
未来の意思決定を行うためには、まず過去の実績を正確に把握することが不可欠です。タイムリーに業績を把握するためには、自社での正確な経理が重要です。会計帳簿の作成指導や税務に関する経営助言は、税理士である私たちにしかできません。
要点その1: 「こうでした」ではなく「こうしましょう」と提案する
もし赤字になりそうなら、どうすれば黒字にできるかを伝えます。黒字であれば節税策を考え、納税額も決算前にお伝えします。また、資金繰りの状況によっては、節税を行わないよう助言することも重要です。
要点その2: 目先の結果ではなく、中長期的な視点を持つ
決算対策を考える際は、企業の5年後や10年後を見越すことが重要です。会社を強くするためには、利益確保と納税が避けられないことを理解してもらいます。こうしたリーダーシップを発揮できることで、感謝される存在になります。
要点その1: 具体的な行動計画がないと未来は変えられない
未来を変えるには、具体的な行動計画が必要です。数値化できないものに対して具体的な計画は立てられません。予測が難しいからこそ、数値化と具体化が大切なのです。
要点その2: 社長が不安なのは「これからどうなるか」
終わった決算や過去の業績をいくら説明しても、経営者の満足度は高くなりません。重要なのは、見えない未来を予測し、可視化することです。それこそが付加価値を生むのです。関与先と一緒に汗をかいて、目標達成の喜びを共有し、お客さまから「ありがとう!」と言ってもらえる仕事、それが私たち税理士のやりがいです。
Aさん | 【パートスタッフの1日のスケジュール】 |
9:00 | 出社 |
9:05 | ラジオ体操・朝礼 |
9:20 | 巡回監査に出発 |
9:45 | お客様訪問、巡回監査実施 |
11:15 | 経営者に監査報告・業績検討 |
12:00 | 帰社 |
13:00 | 報告書を作成 |
13:30 | お客さまからの宿題事項検討 |
14:00 | 訪問予定のお客様の入力事前確認 |
14:50 | 日報作成 |
15:00 | 退社 |
Bさん | 【正社員の1日のスケジュール】 |
9:00 | 出社 |
9:05 | ラジオ体操・朝礼 |
9:20 | 巡回監査に出発 |
9:45 | お客様訪問、巡回監査実施 |
11:15 | 経営者に監査報告・業績検討 |
12:00 | 帰社 |
13:00 | 報告書を作成 |
13:15 | 午後の巡回監査に出発 |
16:15 | 帰社・報告書を作成 |
16:30 | 決算業務(申告書等の作成) |
17:50 | 日報作成 |
18:00 | 退社 |
18:00~ | 専門学校で税理士試験の勉強 |